I thinkだけではない!「〜だと思う」表現
I thinkは便利な表現ですが、それだけだと細かいニュアンスを伝えるのに苦労するかもしれません。場面によっては、単に「〜だと思う」と言いたいのではなく、「推測」だったり「信念」などを含んだ「〜だと思う」を表現したい時があります。ここでは、I think以外の「〜だと思う」という表現について取り上げてみたいと思います。
as I see it
「見る」という意味があるseeですが、「見る」という行為は感覚的なものですので、日本語にもある「見なす」としても使えます。そこから、asを利用して以下のような言い回しができます。
from my point of view
pointにはAn argument or idea.
という意味があり、一方、viewにはA particular way of considering or regarding something; an attitude or opinion.
という意味があります。pointとviewはこのフレーズにおいては少々似た意味ですが、それらをofでつなげて単なる「考え」ではなく、やや主観的な意味合いの「態度」であることを示しています。単に意訳すれば「私の見立てでは」といった意味になるでしょうか。
I assume
assumeにはSuppose to be the case, without proof.
という意味があります。推測とか仮定の意味を含んだ「〜だと思う」という表現に利用できます。
I believe
believeはthinkと同様に「意見がある」ということを示すのによく使われますが、thinkよりもやや主観的で、場合によっては事実かどうか関係なく意見を述べるときに使えます。
I feel
feelは「感じる」とよく訳されるので、場面によってはI feelも「〜だと思う」を表現することができます。
I guess
guessも「〜だと思う」という表現に使えます。これは推測の意味合いが強いです。
I reckon
意見を述べるときにreckonも使えます。
I would say
wouldを用いて、断定を避けて意見を言いたいというときに使える表現です。
if you ask me
「私に言わせれば」というニュアンスでやや相手の意見と違うことを述べるときによく利用されます。
in my opinion
「私の考えでは」という表現としてよく使われています。インターネットだと、IMOとかIMHO (In my humble opinion)のような略語でもよく使われています。
it is my view
英語では最初に何かを言い切って後から説明をする、というスタイルで文を組み立てることが多いです。このit is my viewについても同様で、最初に「私の見方です」と言い切って後から説明を加えることで「〜だと思う」と表現することができます。
it seems to me that
seemはUsed to suggest in a cautious or polite way that something is the case.
で、多くの場合「〜のように見える」「〜のように思える」など主観的な見方を示す意味で使われます。to meを加えることで「私にとって」という意味を加えて「〜だと思う」を表現できます。
it is my belief that
beliefはSomething one accepts as true or real; a firmly held opinion.
でよく「信念」と訳されると思います。it is ... thatという形はよく見られる英語表現だと思いますが、このフレーズもそれを利用してthat以下がmy beliefであると言うことで「〜だと思う」を表現しています。
to me
to meはit seems to me thatでも出てきたように「私にとって」という意味で使えます。
to my mind
to my mindは「私の考えでは」というように使えます。toにはIdentifying the person or thing affected by or receiving something.
という意味があるので、「私の考え」に影響を与える何かに言及するので、「私の考えでは」と表現できるのではと思われます。
まとめ
ここではI think以外にある「〜だと思う」という表現を紹介しました。この記事には載っていない表現もあるので興味があればぜひ調べてみてください。